2020/01/13
結婚以来 何かと注目されてきたヘンリー王子とメーガン妃が、王族中心メンバーを引退すると発表した。
今後はカナダやアメリカで過ごすことに比重を置き 経済的にも独立したいと宣言。
チャリティー活動で出会った二人だけに、そういう活動をこれからもするらしい。
しかしサセックス侯爵としての地位やその名前を使ってビジネスをする特権は手放したくない模様。
…どこが独立なんだか
王族の面倒くさい集まりや公務はやらないけど、
侯爵ってことで入ってくる収入はそのまま貰いたい
三億円かけて改装したイギリスの家もそのまま使いたい
警備してもらう権利も今まで通りヨロシク✌️
という都合のいいことを言ってるらしい。
独立を目指すと言ってるだけで、ハッキリ断ってないところを見ると
ヘンリーパパ(チャールズ)からのお小遣い年間○億円も引き続きもらう気なのかな?
そしてヘンリー王子は、嫁がマスコミ攻勢を受けてるのが可哀想だと主張している。
確かに母であるダイアナ妃もパパラッチに追いかけられ交通事故で亡くなっているから 当然そう思うだろう。
しかしマスコミだって鬼じゃない。
長男の妻キャサリン妃も 結婚前は意地悪なことを書かれたけど 三人の子供の母となり、
地位に相応しい振る舞いと服装をしている現在はそんなに叩かれてるようには見えない。
メーガンがマスコミの標的になるのは
離婚歴のある外国人の妻という珍しさに加えて、ツッコミどころ満載の行動をするからである。
主に言われるのは
浪費癖
脚を組んでガハハ笑い等の下品な振る舞い
慣習破り
慣習破りも前例に倣わないというだけでなく
国民が敬愛するエリザベス女王をないがしろにした行動というのが嫌われる理由だろう。
具体的には
・47億円の結婚式を挙げ、四千万円のドレスを着用
・年間900万円と言われるキャサリン妃の何倍もの洋服代
マタニティー用だけで5000万円
2日間のアイルランド訪問だけでも400万円
・一千万円以上の出産パーティーやプライベートジェット利用のリゾート旅行
・夏期とクリスマスはエリザベス女王の元に集まる王族の恒例行事をドタキャン&欠席
誕生日が近いメーガンのために特別なケーキを用意していたエリザベス女王はガッカリ
(家長で93歳のおばあちゃんを悲しませるようなことするなんて人間性疑う)
・王族の行事を欠席して、その日はテニス観戦
・ロイヤルファミリー伝統の赤ちゃんお披露目も拒否
・王族離脱の発表も 親族に何の相談もなくインスタで不意討ち発表
これだけ好きなことをやって 好きなようにお金をジャンジャン使って 一体何が不満なのか…
と王室関係者が嘆くのも無理はない。
ところでこのウェディングドレス、刺繍が豪華とか真珠を縫いつけてるとかなら高額なのも分かるが
なぜこの超シンプルドレスで四千万円なのか謎
少年時代の二人。イケメンで人柄も良いプリンスとして注目されてきた兄ウィリアム、
どうせオレなんて誰からも期待されてねえし…とやさぐれて薬物・アルコール・パーティーでほぼ全裸写真が新聞に掲載になった弟ヘンリー
歩んだ人生と 妻として選んだ女性の品格がリンクしてるなぁとしみじみ思う。
王室には腐るほどお金があるのに、
母親を失って心の拠り所を失ったヘンリーに 良い教育係を見つけてあげようと奔走する人はいなかったのか。
出来のいい兄との違いに悩む弟に
「お兄さんと比べられてモヤモヤしてるんなら勉強することだよ、
お兄さんより立派な大学に行けば皆の見る目も変わってくるんだよ」と導いてあげる人はいなかったらしい。
不満はあっただろうが、何不自由なく生きてこられたのは実家があったからで、
自分を育んでくれた家をないがしろにする男性や
そうなるよう誘導する妻というものを軽蔑してしまう。
ヘンリーは ガラの悪い野心家の女に引っ掛かって変わってしまった…という見方もある。
確かに日本でも、腹黒い女に惚れ込んだばっかりに
良好な関係を続けてきた周りの人との間に亀裂が生じてしまう…という人がいる
(嵐の二宮氏とは関係ありません)
でもそれだけでなく、ヘンリーにとって実家は居心地のいいものではなかったのかも知れない。
父親チャールズは 夫として父親として家族を愛するより 大事に思ってるのはカミラおばさん
母親が亡くなって やっと自由だぜと言わんばかりにオバさんとくっついて楽しくやっている
子供の時から王室の未来を託されてる兄は王位継承権二位、自分は六位。
三人の子供を授かり理想の家族を体現して 国民に喜びをもたらしている兄夫婦。
一緒にいても劣等感が増すばかり…
おばあちゃんのエリザベスは 自分たちのおばあちゃんである前から英国国民の母であり祖母。厳格で偉大な存在。
冴えない自分でも無条件で抱き締めてくれた母親はいない…
ハリーにとって いつの間にか心安らぐ場所ではなくなっていた実家。
そして 上品さ重視のイギリス人貴族の世界と 派手さを良しとするアメリカ芸能人の間の壁はどうにもならない。
伝統と格式を重んじるイギリスの王族貴族の世界、
黒人の血を引くアメリカ人でバツイチで庶民のメーガンには完全にアウェイ
ジバンシーの特注ドレスを着ても アメリカでは女優としてスポットライトを浴びても
ここでは「私たちとは違う 生まれ育ちの卑しい女」という見られ方なのだ。
自分を心から必要としてくれる人はこの王族の中にはいない
愛する妻もイギリス生活は息苦しいと言っている
ここを離れたほうが生きやすいのかな…?
みたいな心境かも知れない。
でも自由が欲しいなら贅沢三昧の生活も改めないと。
大金使った旅行や金満ファッションが目立つ夫婦が
チャリティー活動やってます 募金よろしくね
とPRしても市民の心は動かないのだ。
イギリス人が何となくアメリカ人を見下しているのは
高貴な方々に限ったことではない。
イギリスにいた頃、バスの中などでおばちゃんの会話を聞いてると
「スーパーにハロウィンの飾り付けがされてたけど、あんなアメリカンな子供っぽいイベント興味ないわ」「ほんとよね」みたいなのを
ちょいちょい耳にした。
自分たちの国には歴史があるという自負心だろう。
そういうイギリス人気質が一番凝縮されてるのが階級社会の最上層の王室なわけで。
王室=お金持ち・有名・貴族のいないアメリカではイバりのきく家柄♪
とセレブの延長のように考えていたテレビ女優メーガンには計算違いもあっただろう。
セレブとロイヤルは全く違うということを理解しないまま結婚して
どうしてこんなに「こうするべき」っていうのがあるのよ💢とイライラしてたのかも知れない。
自由なアメリカと 貴族としての品格が求められるイギリスでの違いに適応できなかった節もある。
二人が婚約した頃は、イギリス王室に新しい風が吹くだろうと好意的な報道が多かった。
だけどこの結婚は、突風となって色んなものをひっくり返していった挙げ句に
アメリカ大陸に去っていくことになった。
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