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人生と顔


録画してあった「映像の世紀 イギリス王室の百年」を見た 面白かったです♪

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2022年に96歳で亡くなられたエリザベス女王の即位の時 25歳とは思えぬ威厳


他にも これ映像で残ってたのか〜という感じで
モノクロの写真で知った人物や出来事も、動いてるのを見ると また違った印象

二十歳くらいの頃、本で読んだ【王冠を賭けた恋】のご本人たちが動いてる姿も初めて見た

映画にもなった有名なロマンス
「離婚歴のあるアメリカ女性と国王は結婚できないと言うなら、私はイギリス国王を辞めます」
即位300日ほどで王位を捨てて結婚🌹 
イギリスを出てフランスなどで暮らしたウィンザー公とシンプソン夫人
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1937年 フランスで小ぢんまりとした結婚式を挙げたが 
国民から猛反対された結婚で 不倫からの恋愛のため、王室やイギリス政府からは誰も出席せず‥

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お兄ちゃんが勝手なことをして出ていったため
国王なんて考えたこともなかった 人見知りで吃音に悩む弟が国王に即位してジョージ6世となる👑

ジョージ6世がトレーニングで吃音(どもり)を克服して 感動的なスピーチをするエピソードは
映画「英国王のスピーチ」で詳しく描かれている (スピーチのシーン 泣けました‥)
この国王がエリザベス女王のお父さん

不器用ながらも実直に務めてきたパパを見て育ったエリザベスは 戦時中も疎開せず軍に従事し
即位してからは90歳になっても公務を続け、国民に敬愛される君主になった。

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恋愛に生きた兄 国のために生きた弟、どちらもイケメン♪
特に 社交的で人気者だったお兄ちゃんは ファッションリーダーなことが一目で分かる雰囲気
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王位を降りたと言ってもお金には困らないし、ウィンザー公は好きな人と一緒に優雅な暮らし
ヴァンクリーフ&アーペルやカルティエなどの一流宝飾店には
ウィンザー公が妻のために注文したジュエリーの数々がアーカイブとして残っている💍
結婚後もセンスの良さが注目される 華麗なるカップル
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弟のジョージ6世が国王を務めた頃は、第二次世界大戦でロンドンが戦火に包まれたりする国難の時代
国王は兵士を励まして回り、首相チャーチルと国家の行く末を話し合い 国を守るために尽力する

心身への負担が大きかったのか ジョージ6世は50代で亡くなってしまうけど
娘のエリザベスは父の意志を継いで、国民に寄り添い 誠実に務める女王となった👑
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私にとっては「物語の中の人」という距離感だった兄と弟だけど
映像を見ると 本当に生きてたんだなと感じるし、
クリアでない映像でも、歩き方や握手の仕方などから その人の醸し出す雰囲気が伝わる
それを見て思ったのが

お兄ちゃん、すごいオシャレなのは分かるんだけど 育ちの良さの滲むイケオジなんだけど
 …でもなんか薄っぺらくない?という感想
 高貴な生まれ育ちなのに威厳がないというか

シャイでコミュ力のなかった弟が 頑張って王の務めを果たして貫禄をつけてくのと対象的

映像を見た私の印象を端的に表すとこんな感じ
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【生き様は顔に現れる】という言葉を証明するような例
ゴシップネタになる結婚以外は特に何もしてない兄 
国民の声に耳を傾け、歴史ある王室をどう存続させていくか考えてきた弟

子供の頃はそっくりだったけど
【背負ってきたものが違うと 顔もこんなに違ってくるんだな】という感じ

かつて「王冠を賭けた恋」を読んで
愛を貫くなんて情熱的♡とロマンチックなイメージを膨らませていた私は
ウィンザー公の どことなく自信無さげな雰囲気に、ちょっと残念な気持ちになりました笑

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仕事をしなくても暮らせる王族や貴族でも
公務がそんなにない人たちは、自分に向いたことを見つけて何かしら活動している

恵まれない人々の支援 得意分野の研究や助成 施設や美術館の設立など

お兄ちゃんは若さも健康も資金もあるのに、特にライフワークというものがなく
趣味とオシャレと社交に生きてきた人 🥂

自分が若い時は「いいご身分ね」と思ったけど
今思えば単なるヒマ人でしかない笑

冷たい目で見られる結婚をして出て行った故郷イギリスには帰れないし、子供もいない
淋しかったのか、招待されたらヒトラーの山荘に行ってまう思慮のない面もある。

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「世紀の恋」とドラマティックに取り上げられて、死ぬまで添い遂げたウィンザー公の結婚だけど
年月を経ると、見方も変わってくる

🪙いくらお金があっても
若くして やるべきこともやりたいこともなく、遊んで暮らしてる男性なんて惹かれるものがない

ある程度 人生経験を積んだ今、この兄弟を見返すと
自分にはできないよと泣きながら君主になって、困難を乗り越えていった弟に 人間的魅力を感じます。


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人種差別の散歩道


欧米では 元々有色人種を蔑視する人がいるのに加えて
武漢ウイルスのことで アジア系に心無い言葉をぶつける人のニュースもあり
ストレスを感じた現地在住の方もみえるかと思う。


自分がイギリス郊外に住んでいた頃は まだ中国人が世界中でのし歩いていることはなくて
中国人と間違えられて何か言われることはなかったが、アジア人ということで「……」な扱いを受けたことはある。

住んでた家のお隣さんは 三人の子供を持つ親切なご夫婦で楽しい交流もあったし
妊娠中やベビーカー時代は 見ず知らずの方に助けてもらうことが何度もあり
トータルでは いい人に出会うほうが断然多かった 🙂

でも初めて差別される側を経験するというのは なかなかインパクトのあるものなので、
ほんの数回でも割とハッキリ覚えている。

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🚌 初めてバスに乗った時
通路がほぼ埋まるくらい立っている乗客がいるのに 誰も私の隣には座らない。

アイロンをかけたシャツと新しい靴を身につけていて、だらしない格好ではなかったと思うが
私の周りだけバリアが張られてるかのように人が近寄らない。
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そういう態度を本で読んだり人から聞いたりはしていたが 自分が経験するのは初めてで
白人から見たアジア人てこういうものなんだ…と 日本から遥か遠くに来たことを実感した。
 
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🌲🏠
現地の生活に少し慣れた頃、家の近くを一人で散歩していたら
日本でいう小学校4年生くらいのイギリス人の少年たち四人がこちらに向かって歩いてきた。
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少年たちは私を見つけると、笑ってこちらの方へ来た。
私を取り囲むように話し掛ける。

外国人には聞き取り不可能なかなりの早口で、数人が一度にペラペラと何かをまくし立てる

こちらが??となっていると、
こんなのも分からないんだってさ バカじゃね?
という感じでハハハと嘲り笑いをする😜

たぶん腕力など無さそうな外国人を見る度にやってるんだろうな…という感じの慣れた様子だった。

まとわりついてきて邪魔なので、手で追い払う仕草をしながら大声で「うるさい!!」と言った。

言い返されたのは初めてだったのか、
驚いた顔をした後「JAP」と捨て台詞を吐きながら彼らは去って行った。

JAPってこういう風に使うのか 生で聞くの初めてだな、差別されるってこういうことか…と
外国を旅行することと 生活していくことの違いをリアルに感じた。🌏

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それから2日くらいして ガーデンセンターの帰りに家の近くを歩いていたら
小綺麗な奥様と子供が前から歩いてきた👩‍👦

子供は、ママとお出かけ楽しいなルンルンルン♪
と言わんばかりの弾んだ足取りで微笑ましい…

っておいっ!!
この前のタチ悪いメンバーの一人か!?

向こうも私に気づいてハッ!?という顔になり目を伏せる。
ルンルン歩行と笑顔が消える

じわじわと距離が縮まる。

アホ‥じゃなくて少年は「こっち見るなよ 話し掛けるなよ」という空気を全力で出している。

いや心配しなくていいから
「わたくし先日 お宅のお子さんから人種差別的な発言を受け…」なんて流暢に説明する語学力ないし。


でも悪質行為を見逃すのも間違ってる気がしたので
すれ違いざまに少年の顔をしっかりと見ながら
また会ったねという感じで Hello!と親しげに言った。

ママの方が怪訝な顔をする
まあ普通 こんな学生でも母親でもないアジア人と何で知り合いなの?と思うだろう

少年は目を伏せたまま、とても小さい声でHello…と気まずそうに応じた。

顔見知りを強調するために
私はSee you!(またね)と明るく手を振るなど、わざとらしいコトまでして別れた。


ママに「あの人とどこで知り合いになったの?」
と聞かれたら
ビクビクしてた彼は何と言い訳するんだろう?と考えると
少しだけ彼らの意地悪に抵抗できた気がした。


ちょっとは反省しろ 群れた時だけ強気になる卑怯者💢という気持ちと
でもお母さんといる時は 本当に無邪気なかわいい男の子なんだな…
何でああなるんだろう?と、ギャップの理由がよく分からないまま帰宅したのだった。


 お読みいただきありがとうございました
 2020.2.20

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【 余談 】
消毒液を頻繁に使ってた頃は控えていたリング、そろそろ復活しようかな~
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リボンのは宝石展を見たあと 記念にミュージアムショップで買ったもの
実際に着けるには かなり甘いデザインだけど、お土産のキーホルダーみたいな感じで買いました♪


 ご訪問ありがとうございました
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最後の女王


2022年9月9日
長きに渡り、イギリス国民の心を束ねてきたエリザベス女王が96歳で死去

トラス新首相の任命をする姿を見たばかりなのに‥と悲しくなったけど
亡くなる直前まで仕事をしていたというのが アクティブな女王らしいとも思った


クイーンという言葉はイギリス王室だけのものではないけど
生まれた時から宮殿に住み、行事の時は代々受け継がれてきた王冠を着け
光も陰もある歴史と伝統を背負いながら、今を生きる国民と対話する
そんな真の女王というのは エリザベス女王が最後の人かも知れない👑


国のために自らの生涯を捧げると宣誓して
その言葉通り 70年もの間イギリスに寄り添ってきた真の愛国者
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毎年のクリスマスに、戦時下やコロナ禍などで 良い時も苦しい時もメッセージを発してきたけど
モノクロ写真とラジオの時代から 動画やInstagramの現在まで現役というのがすごい


戦時中、国民に団結を呼び掛けるリーダーや王族は珍しくないけど
女王は疎開などせず 自らの意思で兵力の一員になった
言葉だけではなく行動する姿勢が 信頼の基盤になったんだろうな
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世界中が敬意を払う 威厳ある君主でありつつ
パディントンやジェームス・ボンドと共演するようなユーモアのあるところや
ハッピー感のあるカラフルなファッションを着こなすセンスも好き
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公務の時も旅行の時もコーギーと一緒♪という愛犬家
愛犬といる時のリラックスした表情もチャーミング
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🇬🇧
イギリスに住んでいる頃、テレビをつけていると ほぼ毎日 MAJESTY(陛下)という言葉を聞いた
そしてコインにも紙幣にもエリザベス女王の肖像

在位70年ならば
多くの国民は生まれた時から現在までずっと エリザベス女王の顔や声が日常にあったわけで
今の悲しみや喪失感は 計り知れないほど大きいだろうけど…


女王はきっと天国でも、フィリップ殿下と腕を組んで歩いていることでしょう
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どうぞ安らかに。



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たくさんのご訪問やコメントをありがとうございました♪


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【 追記 】

1975年 日本を訪問した際の昭和天皇との晩餐会でのスピーチが印象的 
イギリスと日本の共通点として
「愛情表現が控えめでも 深く思いやることができる気質」という言葉にグッときました↓
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2022.9.19 エリザベス女王国葬
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棺に置かれた王冠・宝珠・王笏は戴冠式の時と同じもの↓
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日本では天皇家に三種の神器(鏡 剣 勾玉)が受け継がれていて
イギリスでも 権威を象徴するもの3点セットがあるというのが興味深いですね。


 お読みいただき ありがとうございました



見てないけれど会っている


イギリスの郊外に住んでいたとき
ちょっと車で走ってるとハリー・ポッターに出てきそうな雰囲気の建物があっちにもこっちにもあって
車を降りて辺りを歩くのが楽しかった。

貴族の邸宅だったけど今は博物館やレストランになっている所とか古い教会とか。

休日はその近くの通りでユーズド品やハンドメイド作品を並べる露店が出ていることもある

その時買ったお皿
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裏に小さな紙が貼ってあって
名前の下に 普段は大学教授をしているが趣味でこんな感じの陶器を作っているとあった。

ジャケットと白いシャツの五十代半ばの男性が教壇に立つ姿や休日にジーンズ姿で工房に入る姿を想像して
豊かな人生という言葉がふっと浮かんだ。


有名ブランドのティーセットなども買ったけど、今も一番よく使うのがこれ

上品な食器の美しさもいいけど、これは出す度に買った日のことまで思い出して ふわっと温かい気持ちになる。

晴れた空
誰かの描いた絵やブリキのオモチャが並んだテーブル
お茶を飲んだ店の水色に塗られた壁 
庭のバラが見える窓際の席

顔も知らない人だけど、今もお元気なのかしらと思いながらパンやお菓子をここに並べる。


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画像はurtrip(2019)より

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2020.8.4






チラシ裏の夢


普通の学生をして普通の会社員として暮らしてきた私に 交際していた相手(夫)が
「自分と結婚したら少しの間イギリスに住むことになるけど大丈夫かな?」と尋ねてきた。

驚いたけど「大丈夫」と私は答えた。
海外で暮らしたことなんてないし、知り合いも親戚もいない国だけど。
語学力も買い物や交通関係くらいならなんとかというレベルだけど。

音楽とか映画とか、アメリカより陰影のあるイギリスのものが好きで
なんとなく親しみを感じていたからかも知れない。

小学生のとき愛読した本も 秘密の花園や小公女など英国ものが多かった。
イギリスに住めばoasisのノエル・ギャラガーにも会えるかも知れない♪
(住むのはロンドンではなく地方都市だからそれは無い)


自分より3カ月ほど先に渡英していた夫が住む家を探し 各種手続きを済ませてくれた。

卒業の歌がラジオから流れる季節に日本を離れた✈️

ヒースロー空港に迎えに来てくれた夫の車に乗り
時差ボケの頭で窓の外を眺めながら、遠くに来たんだなぁと感じる。

自分たちがこれから住む町に着いた。
レンガで作られた家と芝生の前庭が規則的に並ぶ住宅街、
道路は広くて 電柱や貼り紙など生活感のあるものがない景色。
映画や海外ドラマで見た景色だと思いながら車を降りた。

室内に入り、どこに何があるのかを覚える。

片付けがひととおり終わった時
実家に到着の報告をするため写真を撮ろうと外に出た。🏡
水彩画みたいな白い雲と青空、静かな町。
初めて来た場所なのに不安や迷いがないのは何故だろう?


家の外観を撮影していると、オルゴールを開けた時のように記憶がよみがえってきた。

私、この家を描いてる!何回も何回も。

7歳から8歳の私がテレビの前のコタツで
チラシ裏に色鉛筆で絵を描いていたのを思い出す。

実家は私が幼稚園の頃に建てられた鉄筋コンクリート二階の建物だ。
居住性は悪くないけど、無機質で暖かみのない外観が好きではなかった。
…もっと外側が可愛いかったらいいのに…

そんなことを思いながら欧米風の二階建ての家を広告の裏に描いていた。

世界文学名作集の裏表紙、
可愛い家々が帯のように並べて描かれているのを見ながら
小さな私が鉛筆を動かしていたあの絵。

レンガの壁、白いドアと窓枠、三角屋根の玄関ポーチ。
全部あの絵と同じ、そんなことってあるの!?✨


その時はなかなかの衝撃だったけど、信じてもらえない気がして誰にも話したことがなかった。

今は 願っていたものが自分の方に来る「引き寄せ」という言葉も普通に聞くようになり、
イメージトレーニングとかドリームマップとか
『自分の願いを具体的に視覚的に表現して、
自分の意識に浸透させ行動に繋げる』というのは多くの人が知る方法になった。

私は自分が描いたことを20年以上忘れていたけど
これは叶ったと言うのだろうか?


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プロフィール

raffine

Author:raffine
活字が好きなアラフィフ主婦 家族は夫と息子とカメ🐢
近鉄線圏内在住
お出かけ先は美術館や美味しいお店などインドア中心です

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