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カワイイの賞味期限


昔のテレビ番組の話をしていたら
「恋のから騒ぎ」という明石家さんまのトークバラエティーの話題になった。📺

女の子を三十人ほど集めてリアルな恋愛話を聞き出す当時の人気番組。

あの番組で顔と名前が知られるようになった子は何人かいるけど、
やはり別格なのは小林麻耶さんだろう。👸✨

エンタメニュース的なサイトで、彼女ももう40歳で少し前に結婚されたと知った。

女子大生時代の麻耶さんは下手な芸能人より注目されてたように思う。
明るくて可愛くて清潔感があってスラッとして、
美人だけが座ることを許される最前列の真ん中に
いつもミニスカート姿で座っていた。

さんまさんも「またオチのない話しやがって」と麻耶さんにツッコミながらもデレデレした笑顔で
他の女の子と扱いが違うことが一目瞭然だった。
トーク番組なのに 何も面白いことを言わなくても彼女は主役。

ここまで注目されるようになると普通のOLってことはないだろうと思っていたが
青学卒業後は やはりという感じでTBSのアナウンサーになった。

女子アナといえば才色兼備な女性の代名詞。
会社員としての信頼感を保ちつつ 有名人とも交流のある華やかな職業で、
テレビ局を退社した後も 地位や財力のある男性と結婚して
何不自由ない人生を送っていくイメージ。🏰

しかも麻耶さんは 入社してすぐにレギュラーを持ち
若くして日本レコード大賞のような大きい番組の司会まで任されるなど人生は順風満帆 ✨


しかし麻耶さんが30歳くらいの頃からテレビで見ることが少なくなってきた。
フレッシュ感や可愛さによる魅力なら後輩たちのほうがあると視聴者が感じ始める時期。

母親の年齢くらいの女性作家との対談で
「次の方向性を見つけていく時でしょうね」と言われて
麻耶さんは、そうなんですよね 考えてるんですけど…という返答で
分かってはいるけど見つけられないのかな?という印象を持った。

ナチュラル系のふんわりした可愛さなら中高年でも違和感ないけど(石田ゆり子さんとか)
麻耶さんのように「もう~ぶりっ子なんて言わないでくださいよぉ❤️」というキャピキャピ系の可愛さで人気を得てしまうと
年齢を重ねた時 迷子になってしまうのかも知れない。

社会問題を掘り下げる硬派アナを目指す様子もなく
切り返しと進行の巧みな司会者路線でもなく、
優良物件確保のため婚活に励むわけでもなく
座っているだけで特別扱いされてた頃の雰囲気のまま年月が流れた。


麻耶さんが最近結婚した相手は プロ野球選手でもなく有名な会社の御曹司でもなく、
整体師でヨガインストラクターでタレント業もするという何だか微妙な男性である。😓

ダンナ様のお友達の中には 開運方法を伝授するのを商売にしている方々がいるようで
(宇宙と繋がって幸せになるみたいな)
そのスピリチュアル系仲間の中には
「大金ぼったくられたが良いことなんてなかった」と告発されてるような人もいる模様。😨

本人たちが幸せなら他人がとやかく言うものではないけど
全盛期にイメージしていた結婚とのギャップが大き過ぎて…。


麻耶さんはエスカレーターではなく受験で難関大学に入学して
妹さんが病気になられた時は 妹さんや妹の家族のケアを献身的にしていた。
性格に難があるとか男性関係がどうこうと書かれたこともなくクリーンで、
決してルックスだけの女性ではないのに何だか勿体ない。

良くない流れの中にいる時は 寄ってくる人の質も下がってしまうのだろうか。

彼女がカワイイに代わる武器を見つけていたら
宇宙ヨガインストラクター💫❓なんて肩書きとは違う人と結ばれていたかも知れない…と
複雑な気持ちで夫婦ツーショットの写真を眺める。



私が20代独身の頃「結婚の予定も願望もない」と言うと、
職場のお節介おばさんがこんな助言をくれた。

「結婚はね、自分はまだまだモテると思ってる時にしたほうがいいのよ
運の悪いときに選ぶと変な男を掴んじゃうから」
































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これも実力のうち!?


息子は中学校で卓球部に所属していた。🏓

何の経験もなかったが 友人のお母さんが本格的にやっていた人で、その子の家の卓球台で打っているうちに楽しくなってきたらしい。

顧問の先生や仲間にも恵まれ練習に励んでいたが
周りは地域の卓球クラブで小学校の時からやっていた子も多く、
実力としては中の上というところに見えた。

親としても、近所のメンバーとは違う友人に出会ったり体力や集中力を培う時間になるといいなくらいの気持ちで ゆるく応援していた。

ある冬の日、市の大会でのこと。
今日は調子良さそうだなと思っているうちに息子がベスト8にまで勝ち進んだ。
おおっ すごいなぁ

もちろんすごく嬉しい😃 しかし嬉しいけど不思議だ。
校内でナンバー1でもないのに市の大会で上位って?

帰宅のため車に乗り込んだ時、
頑張ったねと伝えたあと なぜここまで行けたんだろうね?と尋ねてみた。
連戦してちょっと疲れた顔でお茶を飲んでた息子が答える。

「○○中学のエースも△△中のエースも うちの部長と副部長も
強いヤツみんなインフルで欠場だったんだよ」

「ええーっ本当に!?」
有力選手が軒並み出られないなんて、そんなマンガのようなことが本当にあるのか…。
驚き過ぎて笑ってしまった。
健康って大事だなあ

「炭酸飲むくらいならお茶か牛乳にしろとか
手洗いうがいしたかとか うるさいお母さんだけど、
健康管理やってきたのは まあムダではなかったのかな」
「そうだね」

息子は短く答えると 充電切れになったみたいに眠りはじめた。















箱入り娘の心変わり


小学生の時、
近所には同級生の女の子が何人もいて いつも誰かと遊んでいた。

でも うちから一番近いクミちゃんとは行き来することがなかった。
大学教授であるクミちゃんの父親の方針らしかった。
うちは名家だから品のない庶民なんかと遊ばなくてよろしい ということらしい。🏠🏘️
クミちゃんはみんなが読んでるマンガも見たことがなかった。

なので 周りは遊びに誘うことはなかったけど決して嫌われていたわけではないし、
みんなでワイワイやってるのを静かに見ているクミちゃんの姿を何度か見て、
私は クミちゃん淋しいんじゃないかなと思った。

4年生の時
私はクミちゃんのお父さんがいない時間を見計らって、勇気を出してクミちゃん宅をピンポンした。🎵

突然のことでクミちゃんの母親は驚いていたけど
応対する声は弾んでいて自宅の庭で遊ぶことをOKしてくれた。
クミちゃんはニコニコしながら出てきた。👧👩

その日を境にクミちゃんは外に出るようになった。
始めは私と二人で遊んでいたが、やがて他の子と私がいる時も一緒に遊ぶようになった。

明るくなったクミちゃんを見て父親の考え方も変わったのか、みんなと同じスイミングスクールにも来るようになった。

6年生になる頃 
クラスは別々になったけど、もうクミちゃんは自分で声を掛けて友達を作るようになっていた。
登下校はYちゃんとするようになっていた。👭

Yちゃんは同じ地区だったけど、みんなから少し家が離れていて頻繁に行き来することはなかった。
どちらかというとインドア系で 物静かなクミちゃんと気が合うのもまあ分かるという感じだった。

今思えば 仲のいい子がいても もっとウマが合う相手が見つかりそっちと一緒にいるのはよくあることだけど
小学生だった私には納得いかないことだった。

私は 自分が仲良くしてた子といる時 クミちゃんもおいでと迎え入れたのに、
クミちゃんは 自分に仲良しができたら私がいても知らん顔なわけ?😶


中学校になると、部活に励む子 彼氏を作る子
それぞれの世界ができて もう小学校の繋がりは関係のない日々になった。🏫

それでも私の祖母が救急車で運ばれたり亡くなったりした時
事情を知る近所の同級生たちは「大変だったね」と声をかけに来てくれた。
クミちゃんとYちゃん以外は。


ある日、テスト前で部活もなく いつもより早めに通学路を歩いていると
帰宅部コンビのクミちゃんとYちゃんが前を歩いていた。
私がいるのに気がついたが、何も言わず二人は談笑を続けながら歩いていた。

予想していた反応だけど 楽し気な二人の背中を見ているうちに
自分の中で黒いものがムクムクと沸き上がるのが分かった。🌫️
他に友達ができるのは別に構わないけど 何で無視するんだろう?
バイバイくらい言ってもいいのに。

誰にも言ってこなかったけど、似たような場面がいくつもあり その都度傷ついた記憶が甦る。

涙を拭いて顔を上げると 高架の上に細長い雲が浮かんでいる。⛅
少し生き物のようにも見えるそれを、私は竜だと思うことにした。

私は高架の上の竜に念じた。
「恩を仇で返す女に天罰が下りますように」

5分もすれば形を変えて消えてゆく 水蒸気でできたものに頼み事なんて私も馬鹿だな。





中学校を卒業して、私はA高校に クミちゃんとYちゃんはそれより偏差値の高いB高校に入学した。

しかしクミちゃんは高校在学中に心の病気になり休みがちだったという。
時間を問わず 親しい親しくないを問わず同級生たちに電話をかけまくる奇行があったとB高校の友人から聞いた。

あれから30年以上経って大人になったことだし
「なんで会釈のひとつくらいしてくれなかったの?」と聞いてみたい気もするが
もうクミちゃんは他界してしまったので確かめようがない。


















タレント議員


新閣僚のニュースを見て、え!?と思ったのが
橋本聖子五輪大臣と今井絵理子政務官の名前。

橋本聖子と言えば、週間文春の記事。
ソチオリンピックの慰労会で、男子フィギュア選手の体をしっかりと手で押さえブチューっと唇を押し付ける写真が強烈だった。😨

スケート連盟の会長という権力者に迫られたら選手は逆らえないからパワハラでもある。
セクハラを許さないという声が世界的に大きくなる昨今、
公開セクハラで知られた人物が大臣とは…。

五輪出場経験のある人だから この件を除けば適任なのかも知れないけど、 
今まで公開だったJOCの理事会が非公開になると聞くと あまりいい方向に行く気がしない。

知られて困ることがなければ公開できるはずだが
コソコソと何をするつもり?と疑いの目で見てしまう。
公金の私的流用とか大会出場選手が個人的な好き嫌いで決まる なんてなければいいけど。


そしてそれより世間が納得いかないのが今井絵理子内閣府政務官。

若い有名人がよくやっている被災地訪問や 病院・施設の子供を慰問などの活動は見た記憶がないが
不倫相手と手を繋いで新幹線の中でお昼寝、バスローブ姿で彼をお出迎えする様子なら知っている。💏

ハンディのある息子さんを持ったのがきっかけで政治に進んだというけど、
議員になって何をしたのか実績が見当たらない。
この人が議員になって 障がいのある人が生活しやすくなって喜んでいるという話も聞いたことがない。

この人選に関するメールが官邸に一万件以上届いてるとのことだが当然だろう。📨

私生活がだらしなくても、政治家として何かに一生懸命に取り組んでいればまだいいけど
何を聞かれても「これから勉強します」
てことは今まで何も勉強してこなかったのか…。
よく立候補したなぁ
投票した人も 彼女のどこに政治家としての有能さを感じて一票を投じたのか解らないけど。


政務官について検索すると大臣の補佐をする仕事とあるけど、
何の知識も経験も資格もない人が何を補佐するのか謎過ぎる…

報酬とか活動資金とか こんな人に何千万円も払うために納税してるんじゃないんだけど。😁💰

新聞テレビを見てもネットを見ても
どういうメンバーでどういう話し合いを経て政務官が今井絵理子氏になったのかがさっぱり分からない。

タレント上がりだから嫌と言うんじゃない。

知名度があるだけでそれなりの地位について ついた後も日本をよくするために考えたり行動したりする様子がない。
「一線は越えてません」と弁明した相手との関係続行に忙しく
自分が成長できるよう努力しているのも感じられない。☹️

憤りを感じる人が多いのはそこだと思う。


















大願成就の一要素


昨年の秋は子供の高校受験で、懇談会とか模試という言葉を頻繁に聞いていた。

親にできることは主に健康管理と塾の送迎くらいで
いつも以上に食事に気をつけたり、インフルエンザの予防接種を受けに行ったりしていた。

そんな中、ある新聞広告を見た。
人気のミュージカルが地元のホールに来る。
華やかさと実力を持った宝塚出身の女優さんが主演で
いろんな人が本にしている馴染みのあるストーリー。
行きたーい‼️ 次いつあるか分からないし

詳細を読むと公演は12月、
学校の面談で受験する高校の最終決定をする週だ…。
何日か未練がましく広告を見ていたが、結局行くのはやめて広告を捨てた。

子供も趣味や友達と遊びに行くのを我慢している。
ワタシは好きなことしてくるからアナタは勉強頑張ってね~というのも何か違う気がした。

母親が口癖のように言っていた
「あれもこれもは無理 達成したいことがあるなら一心不乱にやらないと」
という言葉も心のどこかにあったのかも知れない。

こういう時
「受けるのは子供なんだから親が何をしてるとか関係ないんじゃない?」という人もいる。
実際 子供のセンター試験の日にご贔屓の公演に行ってた知人もいる。
(結果は、、言わないでおきます…)

私も 例えば十年以上応援してた人の引退公演なら 後ろめたさを感じつつも行ってたかも知れないが、そこまでの思い入れは無かった。

なので、気休めでもいいから直感でこうしたほうがいいと感じたようにした。
寝ぼけてても第一志望に合格できますと言われてるなら神頼みも要らないが、うちは子供が高めのハードルを選んだのでギリギリだったし(笑)

こういう願掛け的なものって若い人はどう思うのか、いつも髪のカットをお願いしてる20代の男性美容師さんに聞いてみた。

「自分だったら行かないっすね」
迷う様子もなくサラッと答える
「チケットが取れて 急病とかアクシデントもなく公演を楽しめるのもラッキーなことじゃないですか、
だったらその運を子供の一世一代の勝負に回してやりたいっていうか」

もっとドライな考え方かと思っていたので少し意外だった。
若くても家庭を持ち 子供を育ててる人だからかも知れない。
「なるほど。そんなふうに考えるなんていいお父さんだなぁ
お子さん きっと幸せになりますよ」




親が娯楽を控えると子供の成績が上がったなんてデータはないけれど
戦う自分の背中を親が見ていることは子供に伝わってた気がする。

風が暖かくなってきた頃 🌸
そんなことを思いながら入学案内の封筒を開けた。